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摂津市鳥飼銘木町 原木・銘木・製材加工
株式会社 中喜

アッシュとアルダーの音色

人それぞれに個性があるように、木の樹種にも個性があります。重さや硬さ、木目の表情など様々な違いがあります。音楽の世界にも樹種の違いによって、その音色に適した楽器が作られ、世界中の人々は音楽と共に暮らしてきました。もし、この星に木がなければ音楽は生まれなかったでしょう。まさに「NO WOOD NO MUSIC」なのです。
フェンダーのテレキャスターというギターが生まれたのは1950年。ボディーに使われたアッシュという木材はアメリカからカナダの一部に生息して、日本のヤチダモ、トリネコなどと近縁種です。特徴は重くて硬く、個体差があり乾燥によって狂いが生じやすい。ただし音色は低、高音域が響き歯切れの良い独特のサウンドになる。なおかつ木目が美しい。
一方のアルダー材は、1956年頃からストラトキャスターというギターに使用されてから
今に至るまで、ほとんどのモデルのボディに採用されています。北米の西海岸に多く生息し、日本のハンノキに近い樹種です。その特徴は軽くて柔らかく、個体差も少ないため当たり外れが無い。音色もバランスと共鳴に優れた明るいトーンを実現します。まさに優等生でエレキギターになるために生まれてきたと言っても過言ではありません。
写真は2年程前に手に入れた愛用のクルーズという日本製のテレキャスターモデルです。1953年生まれの僕としてもアッシュとアルダーを弾き比べて迷いましたが、どう考えても優等生という柄でもないし、音色も個性的なテレキャスターらしいサウンドが気に入ったので、アッシュボディに決めました。
去年からコロナ禍でバンド活動も休止中で、この新しいギターも中々ステージに上がれませんが、終息に向かえばまたステージで掻き鳴らしたいと激しく思っています。
「NO MUSIC NO LIFE」その日を楽しみに。

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