コンガが鳴らす、ラテンの響き。

キューバ発祥のコンガは、ラテンパーカッションの代表的な楽器です。1940年代にアメリカでキューバのポピュラー音楽である「ソン」が流行した際に、ミュージシャンのアルセニオ・ロドリゲスがコンガを取り入れた演奏をするようになり、コンガが流行するキッカケになりました。現在では全世界的に普及していて、パーカッショニストのメイン楽器として使用されています。
コンガの胴の部分に木製の素材が使われていて、表面だけに皮(牛や山羊)が張られています。コンガに適した主な木材は、ノースアメリカンアッシュ材やタイオーク材です。いずれも木目がはっきりして、適度に硬く耐久性があり、乾燥しやすいためコンガに適しています。
今ではポップスやロックなどのサウンドにも欠かせないコンガのリズムは、思わずカラダを揺らしてしまいますね。