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摂津市鳥飼銘木町 原木・銘木・製材加工
株式会社 中喜

新春を飾る寅の扇

明けましておめでとうございます。
昨春からスタートした「木になるデザイン」も2年目に突入しました。
今年は寅年ということでエネルギッシュに気持ちを一新して、より有意義で面白いコラムにしたいと考えていますので、ご愛読のほどよろしくお願いします。
年末に中喜さんにお伺いしたところ、社長からスマホの待ち受け写真を見せて頂きました。
それが「木肌のぬくもり社」という秋田県の白神山地の麓、八峰町で木工品を製造している会社の秋田杉を使った飾り扇でした。今年の干支寅を透かし彫りにしたおめでたい飾り扇で、社長が気に入ったのも頷ける出来栄えです。
同じ秋田杉でも天然秋田杉には「夏目」、「冬目」という季節によって強度に違いがあります。木肌のぬくもり社では、強度が柔らかい「夏目」の部材を活用し、くり抜いて型取りを行います。さらに季節の赤味材、しかも柾目部分が原料となるため、なかなか手に入りにくい貴重な材料を使用しています。いろんな製品の中で特に飾り扇子は人気が高く、オーダーメイドでの製作も可能とのこと。
2022年の寅年は、36年に一度しか巡ってこない「五黄の寅(ごおうのとら)」と呼ばれる特別な年に当たります。これは九星気学において最強の運勢と言われる「五黄土星」と、十二支の中でも最も運勢が強いと言われる「寅年」が重なった年ということで、非常に強い運勢を持つと言われています。
昨年のプロ野球シーズンは、丑年でオリックスバッファローズがパリーグ優勝。我が阪神タイガースも優勝間違いなしと言われながら、最終的に優勝を逃してしまった。今年こそは、寅年の威を借りて優勝できるのではと確信しております。
フレー、フレー、阪神タイガース!

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