
木の印鑑は、温かみのある手触りが魅力。
木の印鑑の良さは、温かみのある自然な風合い、一本ごとに異なる美しい木目、そして硬さや耐久性、扱いやすさなど、素材による多様な魅力にあります。
印鑑には、柘(つげ)、黒檀(こくたん)、楓(かえで)などが適しています。特に柘は、緻密で程良い粘りがあり、印鑑として彫刻しやすい性質から、最も普及している木材系印材です。本柘(薩摩本柘)の高級品からアカネ(外国産柘)のような安価なものまであり、コストパフォーマンスが高いのが特徴です。
黒檀は、大変硬く耐久性に優れています。落ち着いた黒色に赤褐色の帯模様があり、独特の光沢感があります。楓は、楓のチップに特殊な樹脂を浸透させたエコ素材。歪みやひび割れが少なく耐久性が高い。
「脱ハンコ」の流れで、行政手続きの多くは印鑑不要になりましたが、実印や銀行印などの重要な印鑑は今後も必要です。これからは、状況に応じて「紙の実印」「電子署名」を使い分けるのがスタンダードになりそうです。
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