木を新たなカタチに蘇らせた「縁樹の糸」

以前一度紹介しました、大阪のアパレルメーカー株式会社シンサイカトーのプロジェクト「縁樹の糸」。日本各地の樹木や倒木、間伐材、端材などを繊維に紡ぎ、製品として再生させています。木を新たなカタチに蘇らせ、生活の中に活かすことで自然とヒトにやさしい、心地よく豊かな暮らしを提供されています。
「縁樹の糸」は、樹木由来の自然な色合いと風合い、吸湿速乾性・消臭性に優れ、香りのリラックス効果があり、洗濯も可能など繊維としての優れた特長を兼ね備えています。
高野霊木を使った御朱印帳袋、高野山の杉檜のマスク、吉野山の杉檜のニットウエア、六甲山の杉のスカーフなど様々な商品に展開されています。JAPAN WOOD DESIGN AWARDはじめ木に関する商品開発で数々の受賞もされています。
木の製品や活動を通じて自然環境の保全、地域・伝統・文化の継承、持続可能性のある共生の未来が広がっていくと良いですね。