
木工の技術継承の思いと挑戦はつづく
前回に引き続き、BASE-FURNITUREの山本義行さんの活動についてのレポートです。
山本さんの木工教室では、全国でも珍しい家具製作技能士(国家資格)の取得指導も行なっています。伝統的木造工法による仕口・継手を習うために多くの受講者が訪れています。また、企業からの依頼で新入社員の研修を受け入れることも多く、社外研修としての役割も果たしています。
また、山本さんはものづくりマイスター協会を通じて少年院で技術指導講師をしたことがきっかけで、今でも月1、2回のペースで技術指導を行なっています。商業施設で開催される刑務所・少年院作品の展示販売会では、ほぼ初日で完売するほどの人気で、少年たちにとって大きな励みとなっているようです。
山本さんは、今後も様々な機会を通じて木工技術継承への思いと挑戦は続いていきます。
写真は、10月5日に開催された「大阪銘木フェスタ」の木工体験コーナーでお箸づくりの指導されている山本さんです。
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