
木彫の技術を3Dプリンターで継承
前回に引き続き、木彫前田工房代表の前田暁彦さんの新たなチャレンジについて紹介します。
長年だんじりの木彫に携わってこられた前田さんの彫刻技術をデータ化して3Dプリンターで出力。全体の2割に木質が入っていて、インテリアグッズとして開発。だんじりの優れた木彫の技術を家庭でも楽しめるようにしました。
最近オープンした、大阪城に近い高級ラグジュアリーホテル「パティーナ大阪」は「木」をコンセプトにしたホテルで、アロマオイル、枡、コースター、ルームキー、会員カード、ブライダルの引き出物など「木」に関するグッズを提供されています。また木彫に関するワークショップも開催されるということです。
さらにグッズだけではなく、インテリア分野にも進出。吉野のケヤキの無垢材を直接仕入れてテーブルに仕上げて販売し、好評だそうです。
将来的には「木」に関する総合商社を目指していきたいと言われていました。今後とも前田さんの活動にはフォーカスしていきたいですね。
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