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摂津市鳥飼銘木町 原木・銘木・製材加工
株式会社 中喜

木炭には様々な用途があり、日本独自の炭文化も生まれた

木炭とは、木材を高温で空気を遮断した状態で加熱することによって、木材中の酸素と水素を揮発させ、炭素を主成分とした炭質物に変えたものです。黒炭と白炭に大きく分類され、製造方法や用途が異なります。燃料・消臭剤・土壌改良剤・活性炭など多岐にわたる用途で利用されています。
黒炭は、やわらかく、着火しやすい性質があります。樹皮が残っていて黒いのが特徴で、バーベキュー用や家庭用の燃料として広く使われています。
白炭は、硬く、叩くと金属のような音がします。表面が白っぽく、火持ちが非常に長いのが特徴です。代表的なものに「備長炭」があり、焼き鳥やうなぎの蒲焼きなどに用いられます。
日本の炭文化を高めたのは、茶道だといわれています。クヌギの若木を用いた黒炭が用いられます。その切り口は「菊割れ」と呼ばれ、菊の花のような切れ目が入って、さらにまんまるであることが求められます。炭でお湯を沸かす燃料としてだけでなく、炭の形・質・組み方・火相を鑑賞するというのは世界に類がなく、日本の茶道だけというのは、日本の文化歴史と炭との関わりがいかに大きかったかがわかります。

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