林野庁長官賞を受賞した4mの屋久杉【目利き社長の木になるはなし】
第64回全銘連・全国銘木展示大会において、全出品材について審査委員によって審査をして結果、4mの屋久杉が林野庁長官賞を受賞しました。一般の杉の樹齢は長くても500年程度ですが、屋久杉は桁外れに長く樹齢2000年以上の大木が多いとされています。その理由は、栄養の少ない花崗岩の島に生えることで成長が遅く木目(年輪)が詰まっており、また降雨が多いので湿度が高く、抗菌作用のある樹脂が多く腐りにくい特徴を持つからです。現在は伐採が禁止されていて、今後このような立派な屋久杉が市場に出ることはありません。
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