自然素材で構成された本格和風の和菓子店
アークインテリア・デザインオフィス初田順一さん、6軒目の物件です。
奈良三条栄町に本店がある「萬春堂」東生駒店の売り場です。自然素材で構成する本格和風をコンセプトにデザインされました。
店内に入ってまず目にするのは、吹き抜け空間を横切る立派な化粧梁です。この梁は構造梁ではなく、ショーケースや商品平台に効果的に照明が当たるよう計算された、機能と意匠を兼ね備えた造作化粧梁です。正面にある店名入りの銘木板は、60mm厚の欅の無垢板に職人によるロゴのエッチング加工後墨入れをしたもので、お店の風格のある顔になっています。
内装や家具の主材にタモ材(板目)を採用された理由は、色目は白太の部類で欅のように板木目が美しいからです。こんな素敵な売り場では、気持ちよく落ち着いて買い物ができそうですね。
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