漆器が「JAPAN」と称される理由
漆は、日本を含む東南アジアに生育するウルシ科の木です。木なのに「木篇」ではなく「三水篇」なのは、漆だけです。「漆」という漢字をよく見ると、小さく「木」と「水」も入っていて、「木から滴る水」という意味になるそうです。つまり漆の木は樹液こそが大切であるという観点から「三水篇」が当てられたようです。先人の知恵には感心させられます。…more
ファーバー・カステルの描き味
鉛筆の誕生は16世紀まで遡ります。イギリスの鉱山で良質の鉛が発見され、細かく切った握りの部分を紐で巻いたりして筆記具として使われ始めたのが最初のようです。
その後1760年にドイツ人のカスパー・ファーバーにより、黒鉛の粉末と硫黄を混ぜて溶解し練り固めて棒状にする手法が考案されました。…more

