法隆寺は世界最古の木造建築物
法隆寺は推古15年(607年)に創建されました。その後670年に火災で消失しましたが、7世紀後半に再建されています。法隆寺の建物のうち、五重塔・金堂・中門・回廊の四つが現存する世界最古の木造建築物です。伽藍の中心である金堂は693年に再建されました。金堂・中門・回廊の柱には、エンタシスの柱が使用されるなど、飛鳥時代の様式を現代に伝えています。1993年には、「法隆寺地域の仏教建築物」がユネスコの世界遺産に登録されています。…more
まな板は青森ヒバにまさるモノなし
「火遠理命海佐知(ほおりのみことうみさち)を以て魚釣(なつ)らすに」と古事記にあるように、魚を「な」と云いました。他の「な」と違いを持たせる意味でこれに接続語の「ま」をつけ、真魚(まな)を料理するということで「まな板」となったとされます。一方で、「まな」には「真菜」という解釈もあります。現在では「菜」は野菜類を示す言葉として用いられていますが、かつてはおかずを全て「菜」と呼んでいました。…more