
大黒柱は家も家族もしっかり支える
昔から、家族を背負って立つお父さんは「一家の大黒柱」と呼ばれてきましたが、令和の時代ではお母さんがその役割を担っている家庭も珍しくありません。語源は、日本の伝統的な木造建築の「大黒柱」からきています。その語源には諸説あり、七福神の大黒天にちなむという説、大黒天が祀られている台所の土間に立っていることが多いことから来ている説、古くは朝廷の大極殿柱から来ているという説などがあります。…more

利休好みの茶室の設え
茶室を独自の様式として完成させたのが千利休です。利休は侘び茶の精神を突き詰め、それまでは名物を一つも持たぬ侘び茶人の間でしか行われなかった二畳、三畳の小間を取り入れ、採光のための唯一の開口部であった縁の引き違い障子を排して壁とし、そこに下地窓、蓮子窓や躙口を開けた二畳の茶室を造りました。…more